生命力あふれる「新緑」の季節
こんにちは。万水です。
春の華やかな花々の季節が少しずつ落ち着き、木々が鮮やかな若葉を広げる「新緑」の季節がやってきましたね。一年の中でも、森や公園を歩いているだけで、ふわりと爽やかな香りに包まれ、思わず深呼吸したくなる大好きな季節です。
本日は、そんな生命力に満ちた新緑の撮影についてお話ししたいと思います。
風景として切り取る、光と緑のシャワー
新緑の最大の魅力は、なんといっても太陽の光を透かして輝く「木漏れ日」です。
見上げるほど高い木々が、淡く瑞々しい緑色に染まり、その葉と葉の間からキラキラと光が降り注ぐ風景。広角のレンズでその場を広く切り取ると、写真からマイナスイオンが溢れ出してくるような、清々しい空気感を写すことができます。
シャッターを切る時は、森の静けさや、葉を揺らす風の音まで皆様に伝わるようにと思いながら、光の入る角度を慎重に見極めています。
マクロで覗く、小さな命の輝き
一方で、生まれたばかりの小さな「新芽」や「若葉」にグッと近づいてみるのも、この時期の大きな楽しみです。
マクロレンズを通して見ると、産毛のような柔らかな質感や、光を透かして浮かび上がる葉脈の美しさにハッとさせられます。朝露がちょこんと乗った葉っぱなどは、まるで自然が作り出した宝石のようです。
小さな葉っぱ一枚一枚が一生懸命に光を浴びようとしている姿からは、力強い生命力を感じずにはいられません。
「心地よい緑」を再現するためのレタッチ
実は、カメラで「緑色」を美しく表現するのは、意外と奥が深い作業です。
ただ彩度を上げるだけでは不自然な蛍光色のようになってしまい、本来の自然な癒やしが失われてしまいます。
そのため、私が写真を仕上げる際には、葉っぱに当たる明るい部分の柔らかさを保ちつつ、シャドウ(影の部分)を少し持ち上げて、森の中のしっとりとした空気感を作るようにしています。また、黄色みがかった温かい緑から、少し青みがかった涼しげな緑まで、その時々の光の温度に合わせて色味を細かく調整し、「目で見て一番心地よかった、あの瞬間の緑」を丁寧に再現しています。
お部屋に、深呼吸できる空間を
新緑の写真は、飾るだけでお部屋の雰囲気をパッと明るくし、心をスッと落ち着かせてくれる不思議な力を持っています。
今回は、そんな初夏の爽やかな風を感じられるような新作をストアに追加いたしました。
仕事の合間や、一息つきたい時に、ふと眺めて深呼吸できるような。そんな一枚をぜひ探してみてください。
ギャラリーページにて、皆様のお越しをお待ちしております。