春の終わり、そして初夏へ
こんにちは。万水です。
満開だった桜もすっかり葉桜へと姿を変え、吹き抜ける風の匂いに少しずつ初夏の気配が混じるようになってきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
「春の終わり」というと、どこか少し寂しい気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実はカメラを持って自然の中に立つと、この時期ならではの非常に美しい、ドラマチックな瞬間に溢れていることに気づかされます。
小さな春の余韻をマクロで覗く
私がこの季節に惹かれるのは、散りゆく花々が残す美しい「余韻」です。
枝から舞い落ちて水面を淡いピンク色に染め上げる花筏(はないかだ)や、足元に敷き詰められた花びらの絨毯。そして、名残惜しそうにひっそりと咲く小さな野花たち。
華やかな満開の時期には見過ごしてしまいがちな足元の小さな世界にレンズを限界まで近づけ、マクロの視点で切り取ると、そこには散ってなお美しい、静かで優しい物語が広がっています。
また、風景全体を見渡すと、季節のバトンタッチを楽しむことができます。
去りゆく春の柔らかく暖かな光の中、力強い生命力を感じさせる瑞々しい新緑が芽吹いていく様は、何度見ても息を呑む美しさです。
この時期の写真は、春の「暖かさ」と初夏の「爽やかさ」が混在する、とても繊細な色合いを持っています。私はその絶妙な空気感をそのまま皆様にお届けしたくて、写真の現像・レタッチ作業では、光の透明感や緑の奥深さがしっかりと表現できるよう、じっくりと時間をかけて色味を整えました。
移りゆく季節をお部屋のインテリアに
今回、そんな「春の終わりと、新しい季節の始まり」を感じさせる作品をサイトにいくつか追加いたしました。
過ぎゆく春を惜しみつつ、これから来る眩しい季節への期待が膨らむような。そんな、日々の暮らしに静かな彩りを添える一枚を見つけていただけたら嬉しいです。
ぜひ、ギャラリーページから移ろいゆく季節の風景をご覧ください。