初夏の新緑
こんにちは。写真家の万水です。
桜の季節があっという間に過ぎ去り、風の匂いも少しずつ初夏のものへと変わってきましたね。この時期は、春から初夏への変化が楽しめる時期です。写真家にとっても忙しくも楽しい季節です。
今回は、そんな初夏の撮影について、私が意識している「2つの視点」をお話ししたいと思います。
1. 夏の始まりを体感する小さな視点
例えば、一つの木を見上げた時に芽吹く新しい生命。こうしたスケールの大きな被写体を前にした時は、その場に立った時の「圧倒的な空間の広がり」や「そよ風の通り抜ける感覚」をそのまま切り取ることを意識しています。
空の青さと新緑のコントラストを美しく表現し、若葉全体の爽やかな空気感が伝わるよう、構図や光の向きにこだわってシャッターを切っています。
2. 新緑の個性に触れる「マクロ」の視点
一方で、マクロレンズで限界まで近づいてみると、全く違う世界が広がっています。
幾重にも重なる若葉の質感や、繊細なグラデーション。マクロで覗く世界は、驚くほど緻密で、一つとして同じものはありません。背景をふんわりと大きくぼかすことで、その新緑が持つ「新鮮さ」や「たくましさ」をより際立たせるように撮影・レタッチを行っています。
現在ストアでは、こうした「風景としてのダイナミックさ」と「マクロの繊細さ」の両方を楽しんでいただける初夏の新緑の作品を追加しております。
ぜひギャラリーを覗いて、初夏の爽やかな風を感じてみてください。